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ミシン針の選び方。基準を知って作品のクオリティーUPを!

 

管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます

最近洋裁をはじめて
ミシンを買ったんだけど

ミシン針の種類がいろいろあって
どんなミシン針を買えばいいのか
よくわからない

そんな悩みありますよね。

そこで今回は
ミシン針の選び方
について教えちゃいます。

選び方をマスターして
作品のクオリティーアップを
はかりましょう!

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ミシン針の選び方をマスターすると 洋裁初心者でもきれいに縫えちゃう

使うミシンの種類や 縫う生地の種類や厚みによって ミシン針は使いわける必要があります。 この使い分けができると ミシンの縫い目に 違いがでてくるんです。

それでは、今から4つの項目に分けて
詳しくお話ししていきたいと思います。

☆ミシン針を選ぶ基準

ミシンに使う針は
手縫い用の針とは
作りがちがうんですね。

 

手縫針は針のとがっていない方に
糸を通す穴があいているのに対して

ミシン針はとがっている方に
糸を通す穴があいています。

またミシン針には種類と太さによって
記号と数宇がつけられているんですね

 

記号は使えるミシンによって
きめられています

さらに数宇は針の太さを表していて
縫う素材によって選ぶんです。

それではさらに詳しく
ミシン針の選び方を見ていきましょう。

☆ミシンの種類によるミシン針の選び方

ミシンの種類には大きく分けて
家庭用ミシンと工業用ミシンがあります。

左側 工業用 右側 家庭用

 

この家庭用ミシンと工業用ミシンでは
使用する針が違うんですね。

おそらくこのサイトを見ている
あなたは家庭用のミシンを
使われているとおもいますが

家庭用のミシンには「HA」という
記号のついたミシン針を選びましょう。

お店で売られているミシン針には
「HA×1 #9」という表記がされていますが
「HA×1」というのが家庭用ミシンの記号で
「#9」が針の太さを表しているんです。

「HA×1」は家庭用のミシンの中でも
標準の針になります。

他にも縫う素材によって
いくつかの種類がわかれているんです。

ニットを縫うには「HA×1SP」
デニムを縫うには「HA×1DE」
レザーを縫うには「HA×1LR」
飾りステッチを縫うには「HA×1ST」

という具合に 専用の針が
あるんです

また家庭用のミシン針は特徴があって
ミシンに取り付ける部分が
丸ではなく一部欠けてたいらになっています。

 

これは針を取り付ける向きを
間違えないようにするためなんですね。

次に工業用ミシンですが
工業用ミシンには
「DB」「DC」「DD」「DM」「DP」
などの記号のついたミシン針を使います。

工業用ミシン針も家庭用のミシン針と
同じように
「DB×1 #9」という表記がされていますが
「DB×1」というのが工業用ミシンの記号で
「#9」が針の太さを表しているんです。

工業用のミシン針には
家庭用のミシン針と同じように
特徴があるんですね。

それは針の側面に
縦に溝がほられています。

 

これもミシンの取り付け方向を
間違えないためなんです。

手持ちのミシン針が
家庭用のミシン針か工業用のミシン針か
わからなくなったときに
覚えておくとよいでしょう

☆縫う生地によるミシン針の選び方

さきほど記号の後の#の数字が
針の太さを表しているとお話しましたが
針の太さは縫う生地によって
選ぶ基準があるんですね。

針の太さには#9から#16までの
4種類があります。

「#9」は薄手の生地用
「#11」は普通の生地用
「#14」は厚手の生地用
「#16」は極厚手の生地用

といった具合です。

 

針は数字が小さいほうが針が細く
数字が大きくなるにつれて
針が太くなっていきます。

とうして
薄手の生地には細い針を
厚手の生地には太い針を選ぶのかというと

薄手の生地に太い針を使うと
針穴が大きく開いてしまい
見た目が悪くなってしまいます。

また厚手の生地に細い針を使うと
針が折れやすくなっちゃんですね。

他にも縫い目がきたなくなったりするので
生地にあった針の太さを
選ぶのは大切なんですね。

薄手の生地、普通地、厚手の生地といっても
実際にどんな生地が該当するのか
一部ですが見てみましょう。

・薄手の生地

ガーゼ
ローン
シフォン
ジョーゼット
チュールなどの薄手の生地には
9~11番の太さの針を使います

・普通地 

シーチング
コットン
ブロード 
ダブルガーゼ
タフタ
フラノ
リネンなどの普通地には
11~14番の太さの針を使いましょう

・厚手の生地

デニム
キルティング
帆布
コーデュロイ
ツイードなどの厚手の生地には
14~16番の太さの針を使います

・伸びる生地

ジャージ
トリコットなどの伸びる生地には
ニット用の11~14番の太さの針を使います

☆メーカーよるミシン針の選び方

ミシン針を作っているメーカーは
オルガン社やシュメッツ社などなど
いろいろありますが
どこのミシン針を選べばいいのか
気になるところですよね。

他にも100均などでも
売られていたりしますが

「ぬいびと」がすすめるのは
オルガンの針を選べば
間違いありません。

 

ミシン針でも有名なメーカー
でもありますし

国内でもたくさんの人に
使われているので安心です。

管理人のまとめ

ミシン針の選び方について
お話しましたが
いかがでしたでしょうか?

簡単に言ってしまうと
使うミシンの種類と
縫う生地の厚さを基準にして
品番を選びメーカーは
オルガンのミシン針を
選べば問題ありません。

針の太さの使い分けって
はじめのうちは難しいと思うので

洋裁初心者の方で
家庭用ミシンをお使いであれば
「HA×1 #11」
のミシン針を用意しておけばよいでしょう。

それほど神経質にならなくても
「HA×1 #11」を使えば
ほとんど対応できてしまいます。

もし気になるようでしたら
「HA×1 #9」
「HA×1 #14」
の2種類も準備しておけば
間違いないでしょう。

これは「ぬいびと」からの
アドバイスになりますが

ミシン針は一度付けたら
ずっと使えるわけじゃないんですね。

使っているうちに針が曲がってしまったり
針先が丸く摩耗してきたりするんです。

こうなってしまうと
糸がすぐ切れてしまったり
針が折れやすくなったり
縫い目が汚くなってしまうんですね。

もしこんな症状がでたら
針の曲がりや摩耗を
チェックしてみてください。

もし針の曲がりや摩耗が
確認できたらミシン針の
交換時期です。

条件にあったミシン針を選んで
素敵な作品を作ってくださいね。

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