管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます
雑誌についている型紙を
使って作品を作ろうと思うけど
型紙に書かれている
いろいろな記号って
どうすばいいのかよくわからい
雑誌の作り方にも
詳しいことは書いていないし
裁断したり縫製するにもちょと不安
そんな悩みありますよね。
そこで今回は
型紙の記号について教えちゃいます。
いろいろな記号を覚えて
作品作りの幅をひろげましょう!
型紙の記号を覚えることは
洋裁初心者がいちばんはじめに
マスターすること
型紙の記号って作品の設計図の
一部になります。
縫い方を学ぶことも大事ですが
作品の設計図でもあるパターンが
読めないとどう縫っていいのか
わからないんですよ。
ですから型紙の記号を覚えることは
洋裁を始めるにあたっての
本当の意味での初歩の初歩
ということになります。
記号の種類もそれほど多くはないので
ぜひ覚えてみましょう
それでは、今から24の項目に分けて
詳しくお話ししていきたいと思います。
☆出来上がり線
出来上がりの線を示していて
この線上をミシンで縫います。
☆地の目
布目ともいいます。
矢印の方向に布のたて地を通します。
片矢印の場合毛並みの向きを示します。
☆バイアス
矢印の方向に布のたて地を通します
たて地は斜め(バイアス)になります。
☆わ
左右対称の型紙で
生地を二つ折りにして型紙をのせて
裁断します。
☆ノッチ
合印ともいいます。
2枚の布を合わせて縫うとき
ずれないようにするためにつける印です。
縫い代まで線を延長します。
☆見返し線
前身頃の前端部分や後ろ身頃の
襟ぐり、袖ぐりなどの始末に
つかわれる布(見返し)部分
☆接着芯
接着芯を貼る部分を示します。
☆等分
点線で示された部分が同じ寸法です。
☆突き合わせ
型紙の印どうしを突き合わせて
裁断します。
☆縫い止まり
縫いどまりの位置を示しています。
☆ファスナー止まり
ファスナーどまりの位置を示しています。
☆ステッチ
ステッチをかける位置を示しています。
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☆直角
角が90度になります。
水平線、垂直線に対する直角には
書き込まれません。
☆交差
型紙が交差していることを示します。
間違えて裁断しないように
気をつけましょう。
☆ギャザー
ギャザーをよせる位置を示します。
☆いせ
細かくぐし縫いをしてアイロンで
立体感をだします。
☆伸ばし
アイロンで生地を伸ばします
☆ダーツ
ダーツを示しています。
矢印はダーツをたたむ方向を示します。
☆タック
タックを示しています。
斜線の高い方が上に重なります。
☆ピンタック
ピンのように細く縫ったタックで
矢印はタックをたたむ方向を示します。
☆片ひだプリーツ
片ひだのプリーツを示しています。
斜線の高い方が上に重なります。
☆インバーテッドプリーツ
プリーツを裏がえして
ひだ山が突き合わせになっている
プリーツを示しています。
☆ボタン位置
ボタンをつける位置と大きさ
またボタンホールの位置と長さを
あらわしています。
☆カギホック・スプリングホック
カギホックまたはスプリングホックを
つける位置を示しています。
☆スナップボタン
スナップボタンをつける
位置を示しています。
管理人のまとめ
型紙の記号について
お話しましたが
いかがでしたでしょうか?
内容的にはそれほど
難しいものではないですよね。
何度か型紙をみて
作品づくりをしてみれば
自然と頭にはいるんではないでしょうか
ただ今回解説した型紙の記号も
これがすべて正解というわけでも
ないんです。
パターンをだしている出版社や
教えている洋裁学校などによっても
若干の違いがあったりもします。
今回解説した記号は一般的に
使われているものなので
もし疑問に思ったら
雑誌やパターンのどこかに
記号についての解説がついているはず
ですので確認してみてくださいね。
型紙の記号をおぼえて
作品づくりに役立てましょう。