生地の基本一覧

管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます

このページは生地の基本に
関連する一覧のページになります。

洋裁道具の使い方や縫製について
学ぶことも大切ですが

物づくりに使う素材について知ることも
より良いものを作るためには
大切なんですね。

まずは生地の基本の中でも
生地の種類や特徴について
マスターしましょう

生地は織物と編み物があり

また素材により
植物繊維・動物繊維・
再生繊維・半合成繊維・合成繊維があり

さらに織物は織り方により
平織り・斜文織り・朱子織があります。

これだけみてもかなりの種類ですね。

そしてそれぞれに特徴があるんですが
すべてを覚えなければいけないわけでは
ないんで安心して下さい。

もちろん覚えられるなら
覚えたほうがいいのですが

とりあえず自分が作りたい作品で
使いたいと思う生地について
学んでみてくださいね。

なぜ生地の種類や特徴を
知っておいたほうがいいのかというと

まず作品の出来上がりの風合いや
温かいとか動きやすいなどの機能的な部分
またシルエットなどに影響があるんです。

他にも縫いやすいかどうか
使う針や糸を選ぶとき
出来上がった作品を洗濯するときなどにも
影響してくるんですね。

次には生地の基本の中でも
用尺の出し方について
マスターしましょう

生地の種類やと特徴を調べて
使う生地が決まったら
今度は実際に作り始めるための
準備をしなきゃいけないんですね。

まずは作品づくりのために
必要になる長さを割り出さないと
生地の準備ができませんね。

この必要な長さを割り出すには
型紙を実際にならべてみるんです。

このときに生地の種類や柄などによって
型紙の置き方も変わってきます。

生地に方向性がある場合や
柄合わせが必要な場合などですね。

このあたりのお話は個別ページで
くわしくお話させていただきますね。

そして必要になる長さを割り出すときに
わかっていないといけないのが
生地の幅なんですね。

この生地幅がわからないことには
必要な長さを割り出すことが
できないんです。

生地幅は売っている生地によって
まちまちなんですね。

ウールやカシミヤなどは
W幅と呼ばれる140cmくらいの
幅のものが多く

ほかにも綿や化学繊維などの
90cm幅や110cm幅などがあります。

なので作品作りに必要な
生地の長を出すためには
あらかじめ生地の幅を確認しておきましょう。

次には生地の基本の中でも
生地の表裏の見分け方について
マスターしましょう

プリントしてある生地は
プリントがじはっきりしている方が表

毛足のある生地は毛のあるほうが表と
簡単に見分けられるんですが

それ以外の生地はわかりずらいですよね。

一般的にいわれているのが
生地の端の耳部分にメーカーや品番などが
印刷されている場合はそちらが表

また耳にポツポツついた穴が
出っ張っている方が表

反物の場合巻いてある生地の外に
なっている方が表といわれていますが

ある程度の参考にはなるんですが
100%そうだとは言い切れないんですね。

じゃあどうしたらいいのかというと
今お話したことをある程度の
判断基準にしたうえで

あとは自分が使いたい方を表にする
ということなんですね。

生地の表と裏は見た目は
それほど変わらなかったりするけど

光をあてると微妙に
光沢が違っていたりするので
そのあたりも考えて決めましょう。

次には生地の基本の中でも
布目の見方について
マスターしましょう

生地には布目があるんですが
布目って縦横の向きのことなんですね。

生地も耳がついていれば
耳がついている辺が縦方向
その直角方向が横方向になるんですが

耳がついていない生地は
わからないですよね。

そんなときは
生地をひっぱってみるんですね。

伸びないほうが縦方向
ちょっと伸びるほうが横方向なんです。

この布目は適当でも
問題ないじゃないかって思うかもしれませんが
そんなことはないんです。
作品の出来上がりに大きく影響するんですね。

布目がきちんと通ってないと
型くずれしたりして
シルエットがきれいに
保てなかったりするんですね。

ですから布目の見方と布目の歪の直し方は
きちんと覚えましょう。

次には生地の基本の中でも
地直しの方法について
マスターしましょう

地直しとは生地の布目を通して
収縮を直して整えることなんですね。

方法については個別ページで
詳細に解説しますが

この地直しをやらないと
型くずれがおこるだけでなく

洗濯したときに縮んじゃったり
するんですね。

せっかく手間暇かけて
作った洋服が
地直しをしなかったばっかりに
縮んで着れなくなっちゃったら
ショックですよね。

次には生地の基本の中でも
洗濯方法について
マスターしましょう

これは生地の種類や特徴とも
リンクしているんですが

生地にはそれぞれに適した
洗濯方法があるんですね。

洗濯機で丸洗いできるものもあれば

丸洗いできなくて
ドライクリーニングに出さなくちゃいけない
ものもあるんですね。

どうして洗濯方法について
知っておかないといけないかっていうと

お店で買った洋服には
必ず洗濯タグがついていますよね。

そのタグを見れば洗濯方法は
一目瞭然なんですが

手作りしたものはどうやって
洗濯していいのか
わからないですよね。

自分で使うにしろ人にプレゼントするにしろ
洗濯方法をわかってないと
まちがった方法で洗濯して
せっかくの作品が台無しに
なっちゃうからなんです。

これまで生地の基本について
おはなししましたが

生地のことを知ることと
生地の下準備の重要性について
わかっていただけたでしょうか?

料理と一緒でおいしいものをつくるには
素材を吟味して下ごしらえをするのと
一緒なんですね。

素材のことがわかると
そこからインスピレーションを受けて
素敵な物づくりができるはずです。

ぜひがんばってマスターしてくださいね。

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