縫製の基本一覧

管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます

このページは縫製の基本に
関連する一覧のページになります。

縫製の基本については
手縫いの基本とミシンの使い方を
マスターした後に取り組んで
いただけたらと思います。

また縫製の基本は
ひと通りマスターしてから
もの作りを始めるというものではなく

物づくりをしながら
必要に応じてマスターするのが
一番身につくと思います。

まず縫製の基本の中でも
基本中の基本
縫い代の始末の仕方についてです。

縫い代の始末は布で作るものは
洋服でもカバンでも小物でも
必ずといっていいほど
出て来る工程なんですね。

織ってある生地は
端っこを切ると
必ずほつれてくるんですね。

縫いしろが生地と生地
または生地と裏地の
内側に入ってしまうものは
切りっぱなしで問題ないんですが

そうでないものは
縫い代の端を処理しなけきゃ
いけないんですね。

その処理の仕方は一つじゃないんです。

一番ポピュラーなのはロックミシン。
ロックミシンがないときは
かがり縫いですね。

かがり縫いは手縫いでも
家庭用ミシンでもどちらでもできます。

他にも縫い代を両側から
包んでしまう袋縫いや

縫い代の片側だけ長くしておいて
もう一方の縫い代を包んでしまう
折り伏せ縫いや

バイアス布で縁取りする方法など

色々な方法があるんですね。

縫い代の処理の方法は
ロックミシンを持っているとか
持っていないとか
好みの問題とかもあるんですが

作る作品によって使い分ける
ことがほとんどですね。

今お話したのが
縫い代の始末の仕方でも
ほつれ止めに関する処理の方法
でしたがこれとは別に

縫いしろが生地と生地
または生地と裏地の
内側に入ってしまうものの
縫い代の始末の仕方があるんです。

それは縫い代の厚みの処理なんですね。

薄い生地の場合はそれほど
問題ないんですが

厚い生地になると表生地と縫い代
さらには見返しなどが重なって
8枚にもなることがあるんですね

このときは縫い代を
縫い目ギリギリまでカットして
厚みを押さえる処理をします。

また衿ぐりなどの曲線部分の
縫い代は縫い代がそのままだと
つれてシワがで来ちゃうので
縫い代に斜めに切り込みを
いれる処理をするんですね。

さらに直角に縫う場合も
縫い代をそのままにすると
表に返したときにゴワゴワするので
縫い代の直角部分を
三角にカットします。

次にマスターしてほしいのが
縫製の基本の中でも
裾上げについてです。

裾上げについては
シャツやジャケットコートなどの裾
スカートやパンツなどの裾などに
なるんですが

裾上げの方法も大きくわけると
2種類あるんです。

まずは普通に折り返して
まつり縫いする裾上げ

そして三つ折り縫いする
裾上げになるんですね。

普通に折り返して
まつり縫いする裾上げは
ジャケットやコートで使われ

三つ折り縫いする裾上げは
シャツで使われるんですね。

スカートやパンツについては
カジュアルなものは三つ折りが多く
それ意外は折り返してまつり縫い
という使い方なんですね。

またまつり縫いの方法も
ひとつではないんですね。

普通のまつり縫いや
斜めにゆるくまつる流しまつり

きっちりまつりたいときに使う縦まつりや
縫い目が見えないようにまつる奥まつり
などなど
使う生地や作りたいアイテム
などによって使う方法を決めるんですね。

次にマスターしてほしいのが
縫製の基本の中でも
見返しの付け方になります。

見返しは襟ぐりの裏側や
前身頃の端の裏側や
ウエストや袖口の端の裏側などなど

表生地とは一続きになっていない
端の裏側のパーツのことなんですね。

この見返は洋服づくりには
かならず出てきます。

だいたい表生地と同じ布を使い
端から3cmから多くても
5cmくらいの幅でつけます。

次にマスターしてほしいのが
縫製の基本の中でも
資材の使い方ですね。

裏地や接着芯、伸び止めテープ
ファスナーやボタン
スナップボタンやカギホック
ハトメやカシメ、肩パッド
などなど

洋服づくりに使う資材って
色々あるんですね。

これらの使い方をひとつひとつ
服作りの中で必要な時に
マスターしていってください。

一度や二度つけたくらいでは
なかなか覚えられないと思いますが
数をこなしていくうちに
ちゃんとできるようになるので
安心してくださいね。

そして次にマスターしてほしいのが
縫製の基本の中でも
縫い方のコツですね。

普通に縫えば縫えないことはない
だたコツみたいなものを知っていると

きれいに早くぬうことができるんですね。

いせ込みやピンタック、パイピングなど
他にもたくさんありますが

「ぬいびと」が学んだり経験したりした中で
わかったポイントやコツを
個別ページでお伝えできたらなって思います。

縫製の基本について
お話してきましたが

一段一段と階段をのぼるように
ゆっくりでもいいので

ひとつづつしっかり
マスターしていってください。

あるレベルを超えると
あなたのテクニックは飛躍的に
伸びることでしょう。

はじめから上手に縫える人は
いないんで

あせらずあきらめず学んで
洋服作りを楽しみましょう。