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柄合わせのコツを伝授。こだわりをもって綺麗な服を作ろう!

管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます

洋裁を始めてから
何着か洋服を作ってきたけど
無地のものばっかりだったので

今度はチェック柄の生地を使って
スカートを作って見ようと思うけど

柄物の生地って
柄合わせが必要みたい。

でもどうやって柄を合わせれば
いいのかもわからないし

間違って裁断しちゃったら
どうしよう

そんな悩みありますよね。

そこで今回は
柄合わせのコツについて
教えちゃいます。

柄合わせのコツを
知ることにより

使える生地や作れるデザインを
大幅に増やして
表現の幅を広げちゃおう!

それでは、今から8つの項目に分けて
詳しくお話ししていきたいと思います。

☆ストライプ

ストライプ(縦縞)の
場合の柄合わせのコツです。

縦縞の場合でも
方向性があるものと
ないものがあるんですね。

方向性があるというのは
例えばストライプの色が
3色で繰り返しの場合

上下を逆さまにすると
ストライプの色の順番も
変わっちゃいますよね。

なので方向性がない生地は
差し込んで裁断できます。

差し込むというのは
型紙の上下を気にすること無く
裁断することなんですね。

それとは反対に
ストライプの柄に
方向性がある場合は

差し込んで裁断すると
柄が左右反対になっちゃうので
型紙の上下をそろえて
裁断します。

またストライプの柄は
裁断のときに

地の目がゆがんでいると
柄もゆがんでしまうので
注意しましょう。

☆チェック柄

チェック柄の場合の
柄合わせのコツです。

チェック柄もストライプと同様に
方向性があるものとないものが
あるんですね。

方向性のないものは
差し込んで裁断できますが

方向性のあるものは
型紙の上下をそろえて
裁断しましょう。

チェック柄の場合は
まず縦方向の
柄の中心を決めます。

これは自分の好みで
きめてくださいね。

決めた柄の中心を
前中心と後中心に合わせます。

次に横方向の柄は
ブラウスなどの場合は
バストラインで横方向の柄が
揃うように配置しましょう。

ワンピースなどは
裾の位置で横方向の柄を
あわせます。

また柄が小さい場合は
裾の位置で横方向の柄を
あわせたり

柄が大きい場合は
バストラインの位置で
あわせることもあるんです。

☆ボーダー柄

ボーダー柄(横縞)の
場合の柄合わせのコツです。

ボーダー柄は縦方向は
気にする必要はないので
横方向だけで考えます。

合わせる場所は
ウエストラインか
ヒップラインで
横方向の柄を合わせましょう。

またボーダー柄にも
方向性のあるものと
ないものがあるんですが

横方向の柄を
合わせる必要があるので

どちらの場合も
差し込んで裁断せずに
型紙の上下を揃えて
横にならべて裁断したほうが
柄がずれにくいんですね。

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☆パネル柄

パネル柄の場合の
柄合わせのコツです。

パネル柄は
柄のパターンの繰り返しではなく
一つのモチーフが
一定の長さおきに繰り返される
柄のことをいうんですね。

ですからこの柄を活かした
配置を考えましょう。

また柄の位置を合わせるために
差し込んで裁断せずに
型紙の上下を揃えて
横にならべて裁断をします。

一定の長さおきに柄が
でてくるので
生地を購入するときは
モチーフの2つ分くらい
余分に購入しておきましょう。

ピッタリの要尺では
生地がたりなくなる
可能性があります。

☆毛足のある生地

毛足のある生地の場合の
柄合わせのコツです。

毛足のある布地は
見る方向によって
光沢や色が違うんですね。

なので差し込んで裁断せずに
型紙の上下を揃えて裁断をします。

☆身頃と袖

身頃と袖の場合の
柄合わせのコツです。

柄合わせが必要になるのは
チェック柄の時ですね。

手をおろしたときに
柄が合っていないと
なんとなく違和感を覚えると思います。

なので身頃と袖の
柄合わせをおこないましょう。

前身頃の袖ぐりの
肩から6cmくらいのところと
袖の袖山から6cmくらいのところの
柄を合わせます。

柄が大きい場合は
袖の下であわせても
問題ないんです。

☆ポケット

ポケットの場合の
柄合わせのコツです。

ポケットは実際につける位置の
柄と合わせて裁断しましょう。

ポケットがついていないように
見えるんですが

あえてポケットだけ
柄をずらしてつけても
ポイントになるので
面白いでしょう。

☆ラペル

ラペルの場合の
柄合わせのコツです。

ラベルは見返し側の生地が
折り返り線で折返って見えるので
見た目を考えて柄を合わせます。

身頃との関係はなく
独立しているので
どのような配置にしても
問題ないんですね。

管理人のまとめ

柄合わせのコツについて
お話しましたが
いかがでしたでしょうか?

柄のない生地は何も考えずに
布目だけみて
裁断すれば問題ないんですが

生地に柄がある場合は
柄合わせの作業が
必要になるんですね。

ただ勘違いしないでほしいのが

柄合わせが必要だからって
どこもかしこも
柄をぴったり合わせようなんて
絶対無理ですからね。

どんなに経験を積んだ人でも
100%ってありえないんです。

じゃあ経験を積んだ人は
どうしてるかっていうと

人が見た時に一番目が
行きやすい所にポイントをあわせて
柄合わせしてるんですね。

別に柄合わせなんてしなくても
いいって人はそれでもいいんですよ

必ずしなきゃいけないわけでは
ないんですからね

でもこういうところに
いいものを作ってやろうという
作る人のこだわりが見えてくるんですよ。

ぜひあなたもこだわりをもって
綺麗に見える服を作ってみては
いかがでしょうか?

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