手縫いの基本一覧

管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます

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洋裁をはじめて最初に覚えるのが
手縫いのやり方だと思います。

これは洋裁の基本中の基本
なんですね。

おそらく忘れてしまった方が
ほとんどでしょうが

小学校の家庭科の授業で
習っているはずですね。

「ぬいびと」もだいぶ昔の
はなしなんでどこまで
教わったかまでは
まったく覚えてないです(笑)

そこで忘れてしまった方は
再度マスターしなおしてくださいね。

ミシンを使って物づくりをするにも
仕上げにはかならず手縫いの
技術が必要になってきます。

そこでどんな順番で
なにを覚えていけば良いのか
「ぬいびと」の勝手な提案に
お付き合いください。

まず最初に覚えてほしいのが
運針の技術なんですね。

運針ができなくても
縫うことはできるんです。

でもひと針ひと針ゆっくり
縫っていたんでは
時間もかかるだけでなく
縫い目もバラバラで
きれいに仕上がらないんですね。

そこで
じゃあ運針を練習しようと思うんですが
中指に指ぬきをはめて針を押しながら
親指と人差し指で縫っていくのって

見た目は簡単そうなんですが
なれないと意外と難しいんですね。

指が思うように動いてくれないんです(笑)

難しいんだけど繰り返し繰り返し
練習するしかないんですね。

「ぬいびと」がおすすめする練習法は
動画を見ながら練習することです。

指の細かい動きと布の動きを
しっかり観察することです。

はじめて箸を持ったときと一緒で
最初はうまくいかないけど
慣れれば自然とできるようになりますよ。

この運針と平行して覚えるのは
玉どめと玉結びになります。

これができないと
縫った先から縫い目がほつれて
いっちゃいます。

次に手縫いの基本として
覚えるのが縫い方になります。

いちばん基本になるのが並縫いです。
並縫いは布の表裏を等間隔で
縫っていく縫い方ですが
このときに運針を使うんですね。

他には手縫いでも
縫い目の強度がほしいときに使う
本返し縫いや半返し縫いです。

半返し縫いはぬいぐるみなどを
縫う時に使う縫い方ですね。

その他には仕上げには
必ずと言っていいほどでてくる
まつり縫いになります。

まつり縫いには
いろいろな種類があって
たてまつりや流しまつり、
奥まつりや渡しまつりといったものがあり

作るものや仕上がりによって
使い分けるんですね。

他にも生地の端がほつれないように
する縫い方があります。

かがり縫いやブランケットステッチと
言われているもので
ロックミシンがないときなどに
使われるんですね。

ほかにもいろいろな
縫い方の種類があるんですが

今あげたものをマスターすれば
ひととおりの物は作れちゃいます。

縫い方をマスターしたあとに
手縫いの基本として
覚えてほしいのが
針と糸のことですね。

縫い針には和針と洋針の
2種類あるんですが

さらには太さや長さの
バリエーションがあるんです。

手縫い用の糸も
太さや材質や色の
バリエーションがあるんですね。

このバリエーションのある針と糸を
使う生地の素材や厚みや特徴などを
もとに選んで使うんですね。

この選択を間違えると
きれいな仕上がりになりません。

そして最後に
手縫いの基本としての仕上げの技術

ボタンホールの作り方と
ボタン付けになります。

ボタンホールについては
ミシンのアタッチメントも
出ているので

ミシンで作っても良いのですが
厚手のコートやジャケットなど
ミシンで対応できないこともあるので

手で縫うボタンホールの
作り方もマスターしておいたほうが
良いでしょう。

難しく思われるかもしれませんが
糸を結びながら引くのに
ちょっとしたコツがいるくらいで
すぐにできるようになりますよ。

ボタン付けについては
ボタンの種類によって付け方が
変わってくるんですね。

2つ穴ボタンや4つ穴ボタンは
生地の厚み分の糸足をつけて
ボタン付けします。

他にも足が付いているボタンや
飾りボタンなどがあるんですが

ボタンの付け方はそれぞれ
違うんですね

最後に「ぬいびと」からの
アドバイスになります。

手縫いの基本をマスターすれば
スカートでもジャケットでも
何でもつくることができちゃいます。

ミシンがないとできないって
思っている人も
いるかもしれませんが

手縫いでも充分強度も出せますし
仕上がりも見劣りする
わけではないんですね。

そしてミシンで物づくりする場合でも
手縫いは避けては通れない技術なんですね。

つまりは洋裁をするのなら
必ず覚えなくてはならない
重要な技術ってことなんです。

基本をマスターするのって
何度も繰り返し
練習しなくちゃいけないし

面白くないので
すぐ飽きちゃうと思いますが

家と一緒で基礎がしっかりしていないと
その上に家は建たないっていうように

洋裁も家と一緒なんですね。

これから先も
洋裁を続けて素敵な作品を
作りたいのならしっかりと
身につけてくださいね。

ここさえクリアすれば
あとはその応用のようなものなので
どんどんスキルアップできるはずです。

手縫いの基本をマスターして
素敵な作品作りを楽しんでくださいね。