管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます
家庭科で手縫いを習ったけど
長いこと裁縫なんてやってなかったんで
どうやってやればいいのか忘れちゃった。
今さら人にも聞けないし
どうしたらいいんだろう
そんな悩みありますよね。
そこで今回は
手縫いの準備の仕方について教えちゃいます。
基本を覚えて
洋裁ライフを楽しみましょう!
手縫いの準備の仕方をマスターすることは
洋裁初心者にとっての第一歩
手縫いは洋裁の基本中の基本です。
洋裁を始めようとする人が
必ず初めにマスターすることです。
縫いはじめるまでと縫い終わりの
作業について
今から7つの項目に分けて
詳しくお話ししていきたいと思います。
指ぬきのはめ方
まずは手縫いの準備の中でも指ぬきのはめ方についてです。
指ぬきは金属製のものと革製のものの2種類あります。
大きさもサイズが大中小とあるものや
大きさを調整できるフリーサイズのものがあるんです。
指ぬきは右利きの場合右手の中指にはめます。
位置は第一関節と第二関節の間になります。
大きさも緩すぎずキツ過ぎず
指を曲げたときに痛くならない程度に調節します。
指ぬきの向きはボツボツくぼみのあるほうが
手の甲の側になるようにしましょう。
針の持ち方
次は手縫いの準備の中でも針の持ち方についてです。
針の持ち方なんですが
手縫い針の針穴のほうを指ぬきに押し当てて
親指と人差し指で軽くつまみます
指をグーの形にしておいて
親指と人差し指でローマ字のOをつくる感じです。
針をつかむ位置はだいたい針先から
0.5cmくらいのところをつかみましょう。
針の太さは布の厚みや種類によって変わりますが、
針の長さは短くても長くてもどちらでもいいので
自分の使いやすいものを選びましょう
糸を準備する
次は手縫いの準備の中でも糸の準備についてです。
糸は糸巻きにまかれているものは
それほどでもないんですが
カード巻といって紙にまかれているものは
巻グセがついているのでこのクセをとります。
糸を引き出して糸端を指に2~3回巻きつけます。
糸を張っておいて親指で糸を何回は弾いてやります。
こうすると巻グセがとれて使いやすくなるんです。
針に糸を通す
次は手縫いの準備の中でも糸の通しかたについてです。
次に針に糸を通していきますがその前に
針穴に糸が通り安くなるように一手間かけます。
これをするのとしないのでは
糸通しにかかる時間がだいぶ変わります。
糸の先端部分より少し下をつまんで
先端を糸切りばさみで斜めにカットします。
こうすることで針穴に糸が通りやすくなります。
左手で針を針穴を上にして持ち、
右手に糸の端を1cmくらい出して持ち
針穴に糸を通します。
糸が穴に通ったら、右手に針を持ちかえて、
左手で針穴から出ている糸端をつまんで引き出します。
今はとても便利な糸通しグッズがあるんです。
このグッズはスレダーといって
100均にも3つくらい入ったものが売られています。
使い方はスレダーのリングを針穴にとおして
針穴から出てきたリングに糸の端を通して
引き抜けばあっという間に糸通しができちゃいます。
私も最近老眼がすすんでいるので
もっぱらこのスレダーを利用しています。
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糸の長さを決める
次は手縫いの準備の中でも
糸の長さの決め方についてです。
糸が通ったら糸の長さを決めますが
あまりに短すぎると何度も糸を
変えなければいけなくなるし、
長すぎると縫っている途中で
糸が絡まってしまいます。
ちょうどいい長さは
針をもって糸をたらして
自分のひじの下10cmくらいにしましょう。
玉結びの作り方
次は手縫いの準備の中でも玉結びの作り方です
縫いはじめる前に縫った糸が
ぬけてしまわないように
玉結びを作ります。
この玉結びのやりかたは
まず人差し指に糸をひと回りさせます
人差し指を親指の上でずらしながら
輪になった糸を数回より合わせます。
より合わせたところで
親指と中指で押さえたまま糸を引けば
糸端に玉ができます。
初めてだとなかなかうまく玉ができないので
何度か繰り返して練習してみましょう。
玉止めの作り方
そして最後に手縫いの準備の中でも
玉止めの作り方になります。
縫い方については別のページで
説明していきますが
縫い終わったら玉止めをつくります。
縫い終わった糸をそのままに
するとほどけてきてしまいますよね。
縫い終わったところに針を当て
針に糸を2~3回くらいぐるぐる巻きつけます
巻いたところを左手の親指と
人差し指で布と一緒に押さえつつ
針を引き抜きます
こうすることで玉止めができます。
管理人のまとめ
手縫いの準備について
お話しましたが
いかがでしたでしょうか?
たかが手縫いなんですが
縫う前に準備だけでも
いろいろなテクニックやコツが
あるんですね。
この手縫いの準備自体が
洋裁の基本のキになります。
ここが適当だとすべてが
適当になってしまうといっても
いいくらい大切なことなんですね。
このあとには運針や
いろいろな縫い方を勉強していく
ことになりますが
時々は基本にもどって
チェックすることをおすすめします。