管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます
例えば
洋裁をはじめて
何着か洋服を作ったけど
今度は友達の結婚式に着ていく
フォーマルなものに
挑戦しようと思う
でも使うファスナーが
いつもと違うみたい
普通のファスナーと
何が違うのかも
よくわからないし
どうやってつけたらいいのか
迷っちゃう
そんな悩みありますよね。
そこで今回は
コンシールファスナーの
縫い方について
教えちゃいます。
縫い方をマスターすることにより
作れるデザインや使える素材を
大幅に増やして
表現の幅を広げちゃおう!
それでは、今から3つの項目に分けて
詳しくお話ししていきたいと思います。
☆コンシールファスナーとは
コンシールファスナーの
縫い方を説明するまえに
コンシールファスナー
についてお話しますね。
スカートやパンツなどで
よく使うファスナーといえば
フラットニットファスナー
なんですが
フォーマルな素材を使った
ドレスやワンピース
スカートなどには
素材感を損なわない
コンシールファスナーを
使うんですね。
どうしてかっていうと
コンシールファスナーは
表から見ると
ギザギザの歯が見えないし
ファスナー付けの
縫い目も見えないからなんです。
またコンシールファスナーは
カラーバリエーションが
豊富で生地に色を
あわせやすんですね。
☆コンシールファスナーを縫うための準備
コンシールファスナーを
用意するときに
気をつけておきたいことですが
明き止まりの長さプラス3cm以上の
コンシールファスナーを用意しましょう。
どうして3cm以上長いものを
用意するのかっていうと
ファスナーを縫うときに
スライダーを縫い止まりより下に
下げておいて縫わないと
邪魔になってうまく
縫えないからなんですね。
そのために余裕分として
3cm以上必要なんです。
ただファスナーが3cm以上
長い分には問題が無いので
いくら長いファスナーでも
使うことができちゃいます。
またコンシールファスナーを
縫うには普通の押さえがねでは
縫えないんですね
コンシールファスナー押さえ
という専用の押さえがねを使います
このコンシールファスナー押さえは
ファスナーのムシを
起き上がらせながら
ムシの際を縫うことができる
溝のついたアタッチメントなんですね。
なのでこの
コンシールファスナー押さえを
準備しましょう
コンシールファスナーの
縫い方に慣れてきたら
片押さえのアタッチメントだけで
縫うことができるようになるんですね。
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☆コンシールファスナーの縫い方
ファスナーをつける縫い代は
ロックミシンなどで
端の処理をしておきましょう。
開き止まりまでミシンで縫います。
このとき開き止まり位置で
返し縫いをしておきましょう。
なぜなら開き止まりは
ファスナーの開け閉めのときに
結構力が加わる部分なんですね
次にファスナーで開ける部分は
縫い目を粗くして
仮縫いしておきましょう。
縫った部分と仮縫い部分の
縫いしろをアイロンで割り
仮縫いした縫い目に
ファスナーの中心を合わせて
縫い代にしつけ糸でとめます。
このときしつけは
ムシに近いところに
かけましょう。
ファスナーの頭にある金具は
出来上がり線から5mm下の位置で
合わせます。
ファスナーの両側をしつけたら
仮縫い部分のミシン目をほどき
ファスナーのスライダーを
おろしてファスナーを開けましょう。
この時スライダーをそのまま
裏側にもぐりこませて
開き止まりより下の位置まで
おろしておきます。
開きのほうから
開き止まりにかけて
縫っていきましょう。
縫う時は
コンシールファスナー押さえの
溝にファスナーのムシが
はまるようにして縫います。
ファスナーのムシが
ファスナー押さえに入る前に
手でムシを起こしながら
送ってやるとムシの際を
きれいに縫うことができるんです。
このとき注意しなけれないけないのが
あんまり際を縫いすぎて
ムシにミシン目がかかってしまうと
スライダーがひっかかってしまって
ファスナーが閉じれなくなって
しまうので気をつけましょう。
開き止まり近くまで縫ってくると
ムシを起こそうとしても
戻ろうとする力が強くなるので
目打ちを使って
起こしながら送るんですね。
両側を縫ったら
スライダーを表に出します。
ファスナーの止め金は
カシメないと自由に
移動させることができるんですね。
なのでこの止め金を開き止まりから
5mmくらい上の位置まで
移動させてうごかないように
ペンチ等でかしめれば出来上がりです。
管理人のまとめ
コンシールファスナーの
縫い方について
お話しましたが
いかがでしたでしょうか?
コンシールファスナーは
他のファスナーと比べると
ちょっとしたコツがいるので
難しく感じられる方も
多いと思います。
また一度や二度縫ったくらいでは
なかなか上手に縫えないはずです。
でもあきらめないでくださいね。
何回か繰り返すうちに
必ず綺麗に縫えるようになるんです。
コンシールファスナーの縫い方を
マスターすることにより
薄手の生地を使った
フォーマルな
ドレスやワンピース、スカートなどが
作れるようになったり
よく使うフラットニットファスナーでは
ステッチミシンを
かけなければいけないので
デザインに制約を受けるのに対して
コンシールファスナーでは
縫い目がないので
デザインに制約をうけないんですね。
なのでぜひ縫い方を
少しづつマスターして
素材やデザインに縛られない
服作りを楽しみましょう!