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目打ちの使い方。活用法を知ることは洋裁上達への近道

管理人の「ぬいびと」です。

今日は目打ちの使い方について
わたしの経験から
お話していこうと思います。

例えば
洋裁をはじめようとおもい
必要な道具を
揃えたんだけど

他の道具は
見ただけで使い方がわかるけど
目打ちって穴をあけるくらいしか
使い方が思いつかない

他にも使いみちが
あるみたいだけど
どうやってつかったらいいのか
よくわからない

そんな悩みありますよね。

そこで今回は
目打ちの使い方について
教えちゃいます。

活用法を知って
使いこなすことで

作業能率の向上と
ワンランク上の仕上がりを
目指しましょう!

それでは、今から6つの項目に分けて
詳しくお話ししていきたいと思います。

☆ミシンをかける時

ミシンをかける時に
活用できる
目打ちの使い方から
いきましょう。

通常ミシンをかけるときは
手を使って布を送るんですが

いせこみやギャザーをよせたものを
ミシンがけする場合

手だけではいせこみやギャザーが
偏ってしまいうまく縫えないんですね

そんなときは目打ちをつかって
布を送るようにします。

こうするといせこみやギャザーが
均等によるので
仕上がりがきれいになるんです。

他にもバイアステープを縫うときに
使うと時間短縮になるんですね。

裏側から開いたバイアステープを縫ったあと
表側にかぶせてミシンをかけるときに
使うんです。

本来ならバイアステープを
表側にかぶせて
動かないようにしつけ糸で
しつけてから縫うんですが

慣れてくるとしつけをしなくても
目打ちだけで調整しながら
縫うこともできちゃうんですね。

しつける手間を省けちゃうんですよ

あとはファスナーを
縫い付けるときに使います。

生地にファスナーをつけるときって
縫い代に段差がでたりして
とっても縫いづらい時があるんですね

そんなときは目打ちを使って
生地を送ってやると
スムーズに縫えるんですよ。

☆直角に縫った時の角だし

次は直角に縫った時の角だしのときに
活用できる
目打ちの使い方になります。

襟や見返し裾、小物などを
直角に近い形で縫った時
角をきれいに整えるために使うんです。

生地を中表にして直角に縫い
直角の角を縫い目から
1mmくらい離したところで切り落とします。

そして縫い代をアイロンで割ってから
表にひっくり返します。

このとき角は内側に入ったままで
きれいな角がでてないですね。

そこで目打ちを角から1cmくらい
離したところから突き刺して
テコの原理のような形で
押し出してやるんです。

手加減しないと縫い代が
でちゃったりして
汚くなっちゃうので
注意してくださいね。

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☆縫い糸やしつけをほどく時

次は縫い糸やしつけをほどく時に
活用できる
目打ちの使い方になります。

ミシンをかけたけど失敗した時とか
しつけをかけた糸をほどくときに
使います。

ミシンの縫い目を切るのは
リッパーを使うんですが

切った糸を引き抜くときは
目打ちを使ったほうが
仕事ははやいんですよ。

リッパーは先が細くなっているんで
そんなに力がかけられないんです。

縫った糸を引き抜くには
結構な力が必要なんで

切るのはリッパー
引き出すのは目打ちと
使い分けたほうが効率がいいんです。

☆アイロンをかけるとき

次はアイロンをかけるときに
活用できる
目打ちの使い方になります。

細かいパーツにアイロンをかけるときって
結構な確率でやけどしちゃいますよね。

5mmや1cmで折り返してアイロンを
かけなくちゃいけないときなど
目打ちを使えば

やけどを気にすることもなく
目打ちで押さえたまま
上からアイロンをかけることが
できちゃうんですね。

☆生地への印付け

次は生地への印付けのときに
活用できる
目打ちの使い方になります。

目打ちの先がとがっているんで
ちょとした穴を開けることができます。

それを利用して印つけとして
利用しちゃうんです。

ボタンをつける位置や
ポケットをつける位置など
チャコペンでつけるよりも
簡単に印付けできちゃいます。

ただこれも手加減しないと
生地の繊維を痛めちゃうので
注意しましょう。

☆生地に穴をあける

次は生地に穴をあけるときに
活用できる
目打ちの使い方になります。

カシメやハトメなどの
小さな穴をあけたいときに
使います。

大きめの穴が必要なときは
ポンチなどの他の道具を
使いますが

目打ちで小さな穴をあけて
多少広げてあげれば

ポンチで大きすぎる穴を
開けて失敗するすることも
防げるんですね。

管理人のまとめ

目打ちの使い方を
お話ししてきましたが
いかがでしたでしょうか?

洋裁道具はいろいろありますが
大抵は使い方が決まっている
ものが多いんですね。

ハサミなら切る
針なら縫うといったように

ただ例外的なのが
この目打ちという道具

いろいろな使い方ができて
とってもべんりなんです。

初心者の方にとっては
ただ突き刺して穴を
開けるものとしか
思えないでしょうが

そうではないんです。
とっても奥の深い道具で

手ではむずかしい
細かい作業をこなすには
なくてはならないもの
なんですね。

ぜひ使い方を知って
活用してみてください。

「ぬいびと」が思うに

目打ちだけに限らず
洋裁道具って使い方を
極めていくと

結局それが洋裁上達への
近道なんじゃないかなって思うんですね。

作業効率もよくなるし
作品の出来栄えも素晴らしくなる。

最初から道具を使いこなせる
ひとなんていないんですから

ぜひいろんな使い方を
試してみてくださいね。

気がついたころには
とっても上達しているはずですよ。

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