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洋裁に必要な道具とは?揃え方を知ってより良い作品作り

管理人の「ぬいびと」です。
今日は洋裁に必要な道具について
わたしの経験から
お話していこうと思います。

例えば
家庭科で習ったきりの洋裁を
子どもが産まれたのを機に
本格的にはじめようと思うけど

洋裁道具なんて
針と糸くらいしかもってないし

何から揃えればいいのかも
よくわからない
そんな悩みありますよね。

そこで今回は
洋裁に必要な道具について
教えちゃいます。

道具の揃え方を知って
使いこなすことで

より良い作品作りに
活かしましょう!

それでは、今から3つの項目に分けて
詳しくお話ししていきたいと思います。

☆最低限必要な道具

まずはじめに
洋裁に必要な道具のなかでも
必ず揃えておかなければ
ならないものからいきますね。

○手縫いの場合

・洋針(メリケン針)

洋裁に使う手縫い用の針で、
6号、7号、9号と
長さと太さの違うものを数種類
用意しましょう。

生地の厚みや縫い目の長さにより
使い分けます。

・手縫い糸

シャッペスパン手縫い糸の50番を
用意しましょう。

ミシン糸と手縫い糸は
糸の撚り方向がちがうので
ミシン糸で代用すると
糸が絡みやすくなっちゃいますが
その点だけがまんすれば
代用しても問題ないです。

○ミシンの場合

・ミシン

ミシンには家庭用ミシン、職業用ミシン
工業用ミシンとありますが
どのミシンを使ってもOKです。

家庭用ミシンは直線縫いだけでなく
ジグザク縫いや裁ち目かがり縫いなどの
端の始末のできるものもありますが

職業用ミシンや工業用ミシンは
直線縫い専用になるんです。

端の処理をシたい場合は
別にロックミシンを用意する
必要があるんですね。

ただ馬力や耐久性があるので
厚い生地でもバリバリ縫えちゃいます。

長く洋裁をやるなら
職業用ミシンや工業用ミシンを
おすすめしちゃいます。

・ボビンとボビンケース

ボビンは下糸を巻いておくもので
それをおさめるのがボビンケースです。
ミシンの釜にセットして使います。

たいがいミシンに1セットは付属
しているはずですが

いちいち糸を巻き直すは面倒なので
糸の色数をふやしたいときは
ボビンを買い足しておきましょう。

ミシンの種類によって
家庭用と職業用の2種類あるので
注意が必要です。

・ミシン針

ミシン針にも家庭用と職業用があって
家庭用はHA×1という記号になっているんです。

職業用はDBやDCという記号がついているんですね。

針の太さはとりあえず#11という番手を
そろえておけばOKです。

これから厚い生地や薄い生地を
使いたいというときは
それにあわせて針の太さの違うものを
揃えていけばよいでしょう。

・ミシン糸

シャッペスパンの60番を用意しましょう。
ほとんどのものに対応できますが

ウールや絹などの生地を縫うときは
絹ミシン糸をつかいます。

これから厚い生地や薄い生地を
使いたいというときは
それにあわせて糸の太さの違うものを
揃えていけばよいでしょう。

・ロックミシン糸

ロックミシンを使う場合は
ミシン糸とは別に
ロックミシン糸を用意しましょう。

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○手縫い、ミシン共通で用意するもの

・裁断ばさみ

布を裁断する時や縫製のときにつかいます。
切れ味が作品の出来に影響するので
良いものを選びましょう。

・糸切り小ハサミ

先がとがってUの字になったハサミで
縫ったあとの糸切りや
糸をほどく時につかいます。

・紙切りばさみ

裁断ばさみで紙を切ると
切れ味が悪くなっちゃいます。

型紙などの紙を切るときは
必ず紙切りばさみを使いましょう。

・ピンキングバサミ

ハサミの刃がギザギザになったもので
生地の端をこのハサミで切ると
切り口がギザギザになって
端がほつれにくくなるんです。

・しつけ糸

ミシンで縫う時に仮止めしておいたり
仮縫いのときや切り仕付けなどにつかう糸で
色々な色があるんです。

・ボタン糸

ボタンをつけるための糸で
縫い糸に比べて
強度と太さがあるんです。

・まつり糸

裾や袖口などのまつりに使う糸で
ミシン糸より丈夫なんです。

・まち針

布に型紙をとめたり
ミシンで縫い合わせるときに
仮止めしておくもので
頭が小さく丸いシルク待針がおすすめです。

・ピンクッション

縫い針やまち針を指しておくもので
手首につけて使えるものがあすすめですね。

・目打ち

先がとがった道具で
ミシンで縫う時に使ったり
角に縫ったものを表に返すときに
使うんです。

・方眼定規

0.5cm間隔の方眼になった
プラスチック製の定規で

平行な線を書いたり
縫い代をつけたりするとき
使うんです。

・ルレット

型紙を生地にうつすときや
生地に印をつけるときにつかいます。

・チョークペーパー

チョークがついた紙で
生地と生地の間にはさんで
ルレットで印をつけるときに
使うんです。

片面用と両面用があります。

・チョークペンシル

色鉛筆のようなもので
生地に印をつけるときに
使うんです。

・へら

生地や裏地に印をつけるときや
折り目をつける時に使います。

・毛抜き

しつけをとるときや
ほどいた縫い糸をとるときに
使うんです。

・リッパー

縫い目をほどくときに使う道具なんです。

・のみ

ボタンホールをあけるとき使用します。

・はと目のみ

ボタンホールなどの
丸い小さな穴をあけるときに
使う道具です。

・ループ返し

布ループを表に返すときに使います。

・ゴムテープ通し

ゴムテープを通すときに使う道具です。

☆型紙から作る場合に必要な道具

次に洋裁に必要な道具のなかでも
型紙から作る場合に
必要になってくるものを
紹介しますね。

・テープメジャー

型紙をおこす時に
採寸するために使うんです。

テープ状になっているんで
体の周囲を測ったり
曲線部分の測れるんですね。

・製図用紙

型紙をおこすときにつかう紙。

ハトロン紙や方眼用紙など
作業によって使い分けます。

・文鎮

型紙をトレースするときに
紙が動かないようにするために
使うんです。

☆より作業が楽になる便利な道具

次に洋裁に必要な道具のなかでも
より作業が楽になる便利な道具を
紹介しますね。

・洋裁ろう

ボタンの穴かがりやまつり縫いなどで
糸をすべりやすくするために
塗るろう

また糸の撚りがとけるのも防いでくれます。

・Hカーブルーラー

型紙をひくときに使う定規で
腰のラインなどの
ゆるいカーブを引くことができちゃいます。

・Dカーブルーラー

型紙をひくときに使う定規で
袖ぐりなどの強いカーブを
引くことができちゃいます。

・自在曲線定規

型紙の曲線部分の寸法を
測ったりできる
鉛の入った定規で
グニャグニャ動かして
使うことができるんです。

・ロータリーカッター

円形の刃がついていて
ゴロゴロまわしながら
布をきることができるカッターで
定規をあてて生地をまっすぐに
きることができちゃいます。

・糸とおし

針に糸をとおすときに使うと
なかなか通らないイライラを
解消できる道具なんです。

・アイロン定規

裾上げや三つ折りなどに
布にはさんで使える
熱に強い定規で

折り返す長さを定規でみながら
アイロンがかけられるスグレモノです。

管理人のまとめ

洋裁に必要な道具を
紹介しましたが

はじめから
すべての道具を
揃える必要はないですよ。

洋裁初心者の方は
道具が揃っていないと不安に
なる方も多いと思いますが
そんなことはありません。

必要になった時に
必要になものを
揃えればいいんです。

よく洋裁セットみたいなものが
売られているんですが
「ぬいびと」はあまり
おすすめしません。

なんでかっていうと
価格は安くて
基本的なものは揃っているけど

使いづらいものや
すぐ壊れてしまうものも
多いからなんです。

洋裁だけじゃないけど
道具ってとっても大事で

道具の良し悪しで
作品の出来や
作業効率に格段の
違いが出ちゃうんですね。

そこで「ぬいびと」から
洋裁に必要な道具を揃える際に
基準にしてほしい
ポイントを伝授しますね。

自分が使いやすいもの
あると便利なもの
壊れにくいもの

この3点を意識してみてください。
決して安さだけを
基準にしちゃだめですよ。

長い目でみれば
コスパがよくなり
作業効率があがるだけでなく
作品の出来上がりにも
違いがでてくるはずです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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