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ミシンの選び方。あとで後悔しないための基準を考えよう!

管理人の「ぬいびと」です。
いつもありがとうございます

子供が生まれたので
洋裁を本格的にはじめようと
おもうんだけど

どんなミシンを買えばいいのか
よくわからない

買ってすぐ壊れちゃうのも
心配だし

作りたいものがきちんと
縫えるのかもわからないし

そんな悩みありますよね。

そこで今回は
ミシンの選び方
について教えちゃいます。

じょうずに選んで
素敵な作品を
作っちゃいましょう!

それでは、今から6つの項目に分けて
詳しくお話ししていきたいと思います。

☆ミシンを選ぶための基準を考えよう

まずは自分がミシンを選ぶ基準を
整理することが重要になります。

まずは出せる予算

次に作ろうと思っている作品に
必要な機能があるかどうか

そしてこれから先も
洋裁をかなりの頻度で
続けていきたいのかどうか
一時使えればいいのか?

作品のクオリティーを
追求したいのかどうか?

以上の4つが主な基準となるんですが
その他にも好きなメーカーだとか
デザイン性とかいろいろありますが

まずはこの4つの基準をメインにして
組み合わせて選んでいくのがベストです。

☆ミシンの種類

まずはミシンの種類から説明していきますね。

ミシンには大きくわけて
2種類のものがあるんですね。

それが「工業用ミシン」「職業用ミシン」と
「家庭用ミシン」にわかれるんですね。

洋裁初心者のかたが使うには
家庭用ミシンをおすすめします。

家庭用ミシンにも種類があって
「電動ミシン」、「電子ミシン」、
「コンピューターミシン」
の3つにわかれるんですね。

それではそれぞれについて
細かくみていきましょう。

○電動ミシン

構造がとってもシンプルで
価格も安くコンパクトなものが多いんです。

針の位置や糸調子など自分で調整
しなくちゃいけないのと

縫うスピードを早くしないと
パワーがでないので
厚い生地を縫う時に扱いにくい
かもしれません。

洋裁初心者のかたは選択のなかから
はずしておいたほうが無難です。

○電子ミシン

針の上下運動とスピードを電子回路で
調整しています。

そのため遅いスピードでも
厚い生地を縫うことができちゃいます。

スタート・ストップはスイッチボタンで
縫うスピードや縫い目の調節、
縫い目模様などの選択はダイヤルで行います

ミシンの機能はとってもシンプルなので
扱いやすさは抜群です。

ただコンピュータミシンとくらべると
価格は安いんですが模様縫いの種類が
少ないのと細かな調整ができないのが
おしいところです

性能的には問題なく価格もお手頃なので
洋裁初心者にはおすすめです。

残念なのが電子ミシンのラインナップは
どこのメーカーもちょっと少ないんですね。

○コンピューターミシン

家庭用ミシンの主流となっている
コンピューターで制御してるミシンです。

パネルやボタンを押すだけの
簡単な操作で縫い目や速度の調節ができ
エラー表示もしてくれるので
洋裁初心者にはおすすめです。

すべてのものについている訳ではないですが
針に自動で糸を通してくれるものや
自動で糸切してくれる機能や
糸の調子を自動で調整してくれるもの

刺しゅうができる機能がついたもの
文字が縫える機能がついたものなど
機能がもりだくさんなんです。

ただその分電子ミシンにくらべて
価格も高くなってしまいます。

家庭用ミシンについて説明しましたが
洋裁初心者のかたは電子ミシンか
コンピューターミシンがおすすめです。

ゆくゆくは洋裁を本格的に
やっていきたいというかたには
家庭用ミシンではなく
これから紹介する職業用ミシンや工業用ミシンを
おすすめします。

○職業用ミシン、

部品などが耐久性にすぐれていて
モーターの出力も大きいので
厚い生地でもバリバリ縫えちゃいます。

ただし余分な機能がついてないので
直線縫い専用になります。

アタッチメントをつければ
ボタンホールなど縫うこともできちゃいます。

かがり縫いをするには
別にロックミシンを用意する
必要があります。

○工業用ミシン

縫製工場で使われているミシンで
耐久性は抜群で壊れにくいですが
価格は高くなります。

直線縫い専用なので
仕上がりがとてもきれいなんです。

☆メーカーから選ぶ

通販などであまり聞いたことのない
メーカーのミシンが安く
売られていることがありますが

あまりおすすめできません。
なぜならたくさんの人に
使われた実績がないからなんですね。

耐久性や仕上がりの状況も
わからないですし

できれば歴史と実績のある
メーカーのものを購入するのが
間違いがありません。

◎ジャノメ

家庭用の刺繍用ミシンをはじめて作った
古くから実績のあるミシンメーカーなんです。

部品の精巧さには定評があって
耐久性に優れた高品質の商品を
作っています。

普通のミシンだけでなく
刺繍ミシンのラインナップも豊富で
数々のヒット商品を出しています。

◎ブラザー

工業用ミシンが有名ですが
その技術を活かした高水準の
ミシンを製造している
歴史のあるメーカーなんです。

デザインもおしゃれなものが
多いのですがそれだけじゃなくて
便利な機能も充実しているんです。

◎ジューキ

工業用ミシンを作ってきたメーカーですが
その技術を家庭用ミシンにも取り入れているので
操作性がよかったり効率性にも優れているんです。

レベルの高い作品作りができますが
どちらかというと玄人向けのミシンです。

☆予算から選ぶ

ミシンを選ぶときのポイントは
やはり予算的な部分も
大きいのではないでしょうか?

そこで価格的な面から
ミシンを見てみましょう。

◎一万円代のミシン

一万円代で買えるミシンには
電子ミシンと電動ミシンがありますが

値段が安いというだけで
購入しないでくださいね

安いからには理由があるんですね。

薄い生地なら縫えるけど
ちょっと厚い生地になると
縫えないとか目飛びするとか

おもちゃみたいなものも売られています。

逆に安くても性能の良いミシンも
あったりします。

ではどうしたらよいのか?

できることなら実際にミシンを
触ってみてください。

自分の作りたいものが縫えるか
試し縫いさせてもらいましょう。

それができなければ
ネットで商品レビューを参考に
してみましょう。

◎2~3万円代のミシン

この価格帯が家庭用ミシンが
一番人気があるんですね。

機能も充実したミシンが
豊富にあります。

この価格帯以上のものを選ぶときに
考えておきたいポイントを
お話しますね。

それはミシンの大きさと重さなんですね。

ミシンの重量が軽いと
持ち運ぶのには便利なんですが
振動に弱くなります。

重量のあるミシンは
フレームに金属がつかれていますが
軽いものはプラスチックで
できていたりします。

プラスチックのフレームでは
耐久性も悪く壊れやすくなるんですね。

ミシンの大きさに関していうと
コンパクトなミシンはモーターも
小型なものを使用していたりするので
パワーが足りず厚い生地が縫えなかったりします。

また縫うスペースも狭くなるので
大きなものを縫うときは
縫いづらくなっちゃいます。

収納スペースも限られるでしょうが
できれば重量のある大きめな
ミシンを選んだほうがベストです。

ちなみに重さの目安は
おおよそ6kgから7kg以上の
ミシンであれば良いでしょう

◎5万円代

この価格になると本格的に洋裁を
したい人にとって
機能も耐久性も充実しています。

使いたい機能を基準に
選びましょう

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☆ 目的別のミシンの選びかた

ミシンを選ぶときの基準として
ミシンをどんな目的に使うのかを
考えることも大切なんですね。

その目的を達成できるミシンなのかを
調べてから購入するのがベストです。

○ベビーグッズや入園グッズだけを作りたい

そこまで本格的にやる気はないけど
子供が小さいうちに
ちょっとでも手作りしたものを
身に着けさせてあげたいなっていう場合

直線縫いとジグザク縫いができる
電子ミシンで十分対応できちゃいます。

機能も予算と相談で
それほど多機能でなくても
問題ありません。

○子供服や布雑貨を作りたい

もうちょっとステップアップして
子供服や布雑貨ぐらいは
作ってみたいって場合は

お値段も機能もそこそこの
3万~5万円くらいの
電子ミシンかコンピューターミシンを
選びましょう。

ある程度パワーもあって
厚い生地も縫えたり
機能も充実したものを
選ぶと良いでしょう。

○本格的に作品を作って楽しみたい

今は洋裁初心者でも
これから勉強して
本格的に作品を作って販売したり
してみたいって場合は

家庭用のミシンよりも
職業用のミシンをおすすめします。

技術が上がってくると必ず
クオリティーを追求することに
なるんです。

そんなときもっといいミシンが
欲しくなって買い換えるのなら
はじめからちょっと背伸びして
本格的なミシンを買ってしまったほうが
結果的に安上がりになるはずです。

ただロックミシンは別に用意しなければ
いけませんが
中古で状態の良いものもあるので
検討してみてはいかがでしょう?

☆ついている機能からミシンを選ぶ

ミシンの機能についてはミシンによって
それぞれですが
あると便利な機能でつかいこなせるものから
選ぶと良いでしょう。

「ぬいびと」が独断と偏見であるといいなと
思う機能をおすすめ順に紹介しますね。

○自動糸調子

糸調子は生地の厚さや種類によって
自分で調整しなくちゃいけないんですが

それをミシンが自動でやってくれる
とっても便利な機能です。

○自動糸切り

縫い終わったあとの糸を
自動で切ってくれる機能なんです。

いちいちハサミを探して
糸を縫うたびに切る手間って
バカにならないんですね。

糸を切るときは
次に縫うことを考えて
多めに糸を引き出しておかないと
いけないんですが

それをしなくていいので
糸も無駄にならないんです。

作業時間の短縮には
おすすめの機能です。

○全自動ボタンホール

洋服を作るときには
必要な機能で

自動でボタンホールを
作ってくれるとっても
便利なものなんです。

○針上下ボタン

縫い終わったときの針の位置って
角を縫ったりするときは
角で針を下げたまま止めて
布を回転させて再び縫うし

本当に縫い終わって
糸を切りたい時には
針の位置が上がった状態で
止める必要があるんですが

縫い終わりのときの
針の上下の位置をボタンひとつで
自動でしてくれる機能なんです。

○水平全回転釜

ボビンが横向きなので
セットするのがとっても簡単です。
下糸の調整をする必要がないので
初心者にはつかいやすいです。

○らくらく下糸巻き

ボビンに下糸を簡単に
巻くことができる機能なんです。

とくに初心者のかたには
便利な機能です。

○フリーアーム

袖口やズボンの裾など
ちいさめの筒状のものを縫うときに
アームに通して楽に縫える
機能になります。

○ニュースレッディングシステム

上糸をミシンにセットするのって
初心者のかたにはわかりづらいですよね。

そんなときに番号のとおりに糸を
通していけば簡単に糸掛けが
できちゃうんです

ミシンになれてくればそれほど
重要な機能でもなくなるんですけどね

○自動針穴糸通し

ミシンの針に自動で糸を通してくれる
機能になります。

糸がなかなか針穴に通らないと
けっこうイライラするものですが
これがあるととっても楽なんです。

ただし目もいいし針穴に糸を
通すくらいなんともない
という人にはなくてもいい機能ですね。

○文字縫い

文字を縫うことができる機能です。

子供の作品を作る時など
あると便利ですね。

○模様縫い

縫い合わせるだけでなく
布地に模様を入れることができる機能です。

刺繍ミシンのように
いろいろな模様が入れられる訳では
ありませんが
ちょっとした装飾には使えます。

管理人のまとめ

ミシンの選び方について
お話しましたが
いかがでしたでしょうか?

いろいろなミシンを選ぶための
基準があるんで
迷われるかもしれませんが

いちばん大事なのが
自分が何を作りたくて
どこを目指すかなんですね。

それを実現させるために
必要な性能や機能を
もったミシンを選ぶ

これが基本になります。

ミシンも決して安い
買い物ではないですし

これからの作品作りを
続けていくうえで
あなたの右腕になる存在です。

できれば自分で触って
使ってみてから買われることを
おすすめします。

ミシンを実際に触れる
ショップもありますので
そこで目星をつけておいて

購入するのはネットで安く
買えるところで買う。

こんな方法がおすすめです。

自分にあったミシンを手に入れて
作品作りを楽しんじゃいましょう。

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