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ミシンの練習法。より上手に縫えるようになるためのコツ

管理人の「ぬいびと」です。

今日はミシンの練習法について
わたしの経験から
お話していこうと思います。

例えば
洋裁がしたくて
ミシンを買って
使い始めたんだけど

なかなか思うように
縫うことができない

縫い目は曲がってしまうし
曲線もうまく縫えない

きれいに縫うためには
どうすればいいのかな?

そんな悩みありますよね。

そこで今回は
ミシンの練習法について
教えちゃいます。

コツを知って
練習することで

縫製のスキルアップを
目指しましょう!

◎とりあえず何も気にせず縫ってみる

ミシンの練習法といえば
シーチングの布に

直線、曲線、四角や丸などの
図を書いてその上を
なぞって縫うのが一般的ですね。

これを繰り返せば
縫製が上手になると
思われていますが

ただやみくもに縫うだけでは
上達しないんですね。

でもとりあえず何も考えずに
一度縫ってみてください。

おそらく次のようなことが
気になるはずです。

・上と下の生地が縫いずれる
・まっすぐ縫えない
・縫いあがりが波打つ
・曲線が上手に縫えない
・直角が上手に縫えない

で大切なのがここからなんですね。

これらの解決法がわからないまま
ただ練習を繰り返しても
上達しないことは
だれにでも理解できますよね。

そこで、今から5つの項目に分けて
解決法を詳しくお話ししていきますね。

解決法を理解してから
練習を繰り返してみてください。

☆上と下の生地が縫いずれる

ミシンの練習法の中でも
縫い全般に関する解決策になります。

上の布と下の布が
印を合わせて縫っていっても
ずれてしまうのは

下の生地は送り歯で
前へ送られているのに対して

上の生地は押さえで
押さえつけられているだけなんで

下の生地は前に進んでいくけど
上の生地は抵抗で進みにくく
なっているからなんですね。

これを防ぐためにどうしたらよいか
わかりますか?

下の生地が先に進んじゃうんだから
下の生地だけ進めないように
手前に引っ張り気味で
縫うことなんですね。

引っ張り過ぎちゃだめですよ

微妙な感覚なんで
繰り返し練習してみてくださいね。

☆まっすぐ縫えない

ミシンの練習法の中でも
直線縫いに関する解決策になります。

縫っていると曲がってしまうのは
生地を押さえるときに
変な力を入れすぎているか
縫うスピードが遅すぎるからなんですね。

車のハンドルと一緒で
スピードがでている時に
ハンドルはごちゃごちゃ動かさないで
そっと手を添えているだけですよね。

ミシンもそれと同じで
直線で縫う場合はある程度のスピードで
そっと手を添えるくらいの感覚で縫えば
あまり曲がらないんですね。

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☆縫いあがりが波打つ

ミシンの練習法の中でも
素材に関する解決策になります。

バイアス地や伸縮素材の生地などを
普通に縫っていると
生地がどんどん伸びてしまい
縫いあがりが波打ったように
なってしまいます。

また薄い生地や滑りにくい生地を縫う
ときも生地の送りがスムーズにいかず
縫いあがりが引きつったように
なっちゃうんですね。

これを防ぐには
どうしたらよういでしょうか?

それはハトロン紙を使うんです。

ハトロン紙をテープ状に切っておいて
生地と一緒に縫っちゃうんです。

オーガンジーやレースなどの
薄い生地は生地の下に
ハトロン紙をしいて

それ意外の生地は
生地の上にハトロン紙を乗せて
そのまま縫いましょう

一緒に縫い付けたハトロン紙は
一度アイロンをかけて
縫い目で折ってから破ると
縫い目にハトロン紙がのこらずに
きれいに取ることができるんですね。

他にも紙やすりを押さえの半分に
噛ませて縫う方法もあるんですが

曲線を縫う時にいちいち
ずらさなくちゃいけないので
「ぬいびと」は
ハトロン紙を使う方法を
おすすめしちゃいます。

ハトロン紙なら
ある程度大きめに切っておけば
曲線でも直角でも
そのまま縫い進められるので
余分な手間がかからないんですね。

☆曲線が上手に縫えない

ミシンの練習法の中でも
曲線縫いに関する解決策になります。

曲線がうまく縫えない場合は
押さえを上げないで
そのまま縫っている場合が
多いんですね。

どういうことかというと
ミシンは直線に縫うように
作られているんですが

それを生地を押さえた手で
少しずつ左右どちらかに
ひねりながら曲線を
縫っていっていますよね。

そうすると押さえに
生地の歪がたまってくるんですよ

この歪をとって
きれいに縫うためには
針をとめて押さえを上げて
生地の歪を開放してあげる
必要があるんですね。

緩やかなカーブなら
そこまでしなくても
そのまま縫えちゃいますが

カーブがきつい場合は
縫うスピードをゆっくりにして
何目か縫ったら針をとめて
押さえを上げて
生地の方向をちょっと変える

また押さえを下げて
何目か縫ったら針をとめて
押さえを上げて
生地の方向をちょっと変える

これをくりかえして
縫っていくんですね。

こうすることで
曲線がきれいに縫えるんです。

あと気をつけておいてほしいのが
針を止めて押さえを上げるときは

必ず針が生地に刺さっている状態
(針が下に降りている状態)
で行ってくださいね。

針が上がっている状態で
押さえを上げると
縫い目が飛んだり伸びたり
しちゃいますから。

☆直角が上手に縫えない

ミシンの練習法の中でも
直角縫いに関する解決策になります。

直角をきれいに縫う方法も
この曲線を縫う方法と
考え方は同じなんですね。

まず直線に縫う
角になる部分で針をとめる

この時必ず針が生地に刺さっている状態
(針が下に降りている状態)
で止めてください。

そして針が刺さったまま
押さえを上げて
生地を90度回転させます。

もう一度押さえをおろして
直線に縫えば直角が
きれいに縫えちゃいます。

管理人のまとめ

ただ縫う練習を
ひたすら繰り返しても

ミシンを動かすことの
練習にはなるけど

スキルアップには
つながらないんですね。

繰り返し練習していると
必ずうまくいかない
事柄が見えてきます。

どうしてそうなるのかを
考えて解決しない限り
上達はないんですね。

このうまくいかない
原因というのが

ミシンのくせというか
構造上の特徴になるので

ここを理解しないと
上手に縫うことはできないんです。

最初はうまくできない
かもしれませんが

何度も練習を繰り返して
感覚を体に覚え込ませて下さい

コツを理解した上で
ミシンの練習法を繰り返せば

かならず縫製のスキルが
上がることでしょう。

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